2度の開発危機を乗り越えた、奇跡の生態系保護
千葉県酒々井町に広がる43ヘクタールに及ぶまとまった水田・山林・原野。
そのうち25ヘクタールを弊社社長が保有し、「椿里山バンク」として保全活動を行っています。
過去に2度の開発の危機がありましたが、それを乗り越えたことから私たちは「奇跡の里山」と呼んでいます。
この場所には、典型的な北総地域の里山生態系が色濃く残っており、水田雑草群落を主な生育・生息地とする絶滅危惧種が多数確認されています(例:カザグルマ、エビネ、クマガイソウ、サシバ、フクロウ、ニホンアカガエル等)。
里山の機能を復元し、多くの人が学ぶ場へ
2020年より長年放置され荒廃していた里道(歩道)や水田、斜面林の修復を開始しました。土水路を復元し、放棄水田を約1ヘクタールまで拡大。竹林の伐採や草刈りを農作業の合間に従業員が実施し、徐々に昔の生態系が戻りつつあります。
タケノコ掘りや稲刈りなど、里山を活用した季節の自然体験エコツアーを開催。東京大学の授業受け入れや、東京都市大学環境学部の学生による水質浄化実験、里山生態系の洪水調整機能の評価研究など、学術研究のフィールドとしても活用されています。
アライグマなどの特定外来生物による食害や、極端な気象現象による開花時期のズレなど、自然環境ならではの課題に直面しています。今後は安定した資金・人材を確保し、自然共生サイトへの登録(2025年度目標)や中長期保全計画の実行を目指します。
環境教育プログラムの開発と継続的な実施、さらには「生物多様性クレジット」の生成に向けた研究の継続と実証実験を再開させます。
日本の貴重な原風景と生態系をビジネスの力で持続可能な形にし、豊かな未来を創造していく──
それが株式会社椿ファームの挑戦です。